「今の恋人と結婚したい」大学生が増加。早婚願望の本音。

2018.12.1 理想と現実 本音と建て前 ,

最近の大学生は早婚願望が高いと言われています。色々と理由はありますが、学生時代にライフプラン教育を受け始めた世代、ということが大きいでしょう。

日本の大きな社会問題に少子高齢化が挙げられ、中には「結婚して子供を産むことを押し付けている」と批判する人もいます。
もちろん、「結婚出産は個人の自由」としていますが、政府が総力を挙げて若者に結婚出産を推奨していることは見て取れます。

またもう一つ大きな理由に、現在おひとり様で年齢を重ねていく中高年を見て、「私は将来こうなってしまっていいのか」と不安に思う若者が増えていることも挙げられます。

若いころがバリバリ働いてプライベートも充実していたかもしれませんが、年齢を重ねるにつれて、痛々しさや悲壮感が漂うように。さらにそうと思わせないように自分磨きに躍起になったり、無理に若作りしたり。今の若者はそういう独身中高年を見て「ああなりたくない」と素直に思うのでしょう。

私アラフォーマミコも、若い人から見たら「痛々しくて悲壮感が漂うおひとり様独女」なのかもしれません。

また、一番大きな理由は妊娠出産のリスクでしょう。年齢が上がると妊娠しにくくなるのは生物学的に見てあたりまえ。どんなに医学が進歩しても、そこは太古の昔から変わらないのです。

高齢出産は、流産の確立が上がったり、胎児に異常が出たりします。やっと授かったとしても、年齢的に一人っ子になる確率が高いです。不妊治療だって40歳くらいから始めても効果は低いでしょう。

今の若者は総合的に考えて早く結婚したほうが明らかにメリットが多いと考えているのです。

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