時間とお金をかけるほど不良在庫になる婚活業界の恐怖
あなたは結婚相談所を最後の砦と考えていませんか?私、ちょっとそういう考え方をしているかも。
でも婚活業界では、時間やお金をかければかけるほど不良在庫になるともいわれています。
悔しいけど当たっているかもしれません。でもまだあきらめたくないんです。
51歳で再婚した菊池桃子さん
このニュースは本当にびっくりしました。と同時に、まだ私でもいけるんじゃ、と思わせてくれました。
中高年でこれから恋愛・結婚しようと考えている人に夢や希望を与えてくれました。特に60歳前後の独身男性はそう思ったのではないでしょうか。
でも、一般人とあまりにも違いすぎる二人のため、ため息しか出なかった・・・
職場恋愛なんて理想的
お2人は仕事を通じて知り合う、いわば職場恋愛だったとのこと、なんて理想的な!
やはり仕事ってその人の人格や性格がよく分かります。人間性を見るのに職場や学校って最適。だから離婚するカップルが少ないっていう話も聞きます。
再婚は菊池桃子さんの子どもたちが後押ししてくれたとのこと。なんとも羨ましい話です。お子さん2人とも新原さんの養子になったとのこと。凄い決断をしたんですね。
まじめにコツコツ働いて頑張っていれば誰かが見ていてくれるって、こういうことでしょう。
お金と時間をかければ良いものが手に入る・・・婚活は全く逆!
例えば、新しい冷蔵庫を買おうと考えているとします。まずはネットでリサーチしたり店頭で店員さんの話を聞いたり。時間をかけます。そして最終的に一つに決めます。やはりお金を出せば最新型・高機能の冷蔵庫が手に入るでしょう。
これがこのまま婚活に当てはまることはありません。理由は、私たちは消費者ではなく商品の側だからです。店頭に並んでいる冷蔵庫が私たちなのです。
「どれにしようかな」と色々見ている、これがお相手です。
最新で高機能の商品には勝てません。これは最近入会した20代の可愛らしい女性に勝てないのと同じ。
だから自分をアピールしてプレゼンする、自分の魅力を分かってもらう努力をしなければならないのです。
結婚相談所ではまずお見合いを申し込んでもらわないと何も始まらないように、冷蔵庫も最初に興味を持ってもらわないと消費者はさっさと次の商品を見に行ってしまうでしょう。
気になる商品の前で立ち止まって、売りの機能の説明を読んだり、冷蔵庫の中を開けてみたりしなければ、印象に残りません。
優秀な人はお金も時間もかけない
婚活業界ですぐに卒業できる人のことを「どうせ20代の美人でしょ」と思っている人は多いでしょう。
しかし、アラフォーでもさっと成婚退会する人はたくさんいます。そういう方は、自分が消費者ではなく商品であることをよくわきまえています。
自分のアピールの仕方が上手く、相手の希望を考慮しつつ、自分の望むことと擦り合わせができます。お相手から気に入られるにはどうしたらいいか想像力を働かせることができるのです。