40代からの婚活、焦りは禁物と分かっていても・・・
長引くコロナ禍で、本当に本気を出して婚活をする人が増えてきました。独身の人は周りの動きが気になりますよね。もしかしてあなたも、何もしていないような人が突然「結婚しました」と報告してきて、驚くことが増えたのではないでしょうか。
増える40代、婚活イベントの現状
以前から40代の婚活はそこそこ盛況だったようですが、このコロナ禍でさらに盛況になってきたようです。多くの婚活業者はオンライン婚活を始めたりなどさまざまな出会いの場を提供しています。
40代女性と言えば、自分の仕事や生き方にプライドを持ち、「まあ、お目にかなった人がいたらいいかな」などと多少?上から見線で活動してきたのかもしれません。
しかし、コロナ禍で家族の大切さや絆が取りざたされ、本当にパートナーを求める人が増えました。
そんな彼女たちは「今度こそ本気の本気で婚活する」と気持ちを新たにしてパートナー探しを始めたのです。
ただ、やはりうそがつけないのは年齢。中には深く考えずに結婚が目的になってしまい、「とりあええず結婚できればいい」と少々投げやりになっている人も見受けられます。
出産の壁が迫る現実
令和の現代、女性の平均初婚年齢は29.6歳まで上昇。恋愛スタイルも家族の形も大きく変容しています。最近は50代60代で結婚しても驚かれません。だから40代で結婚なんてよくあることなのです。
一昔前は若くして結婚しないと「子どもはどうするんだ」のように言われたかもしれません。
50代60代で結婚する人に「子どもは・・・」とは聞きませんよね。
逆に30代で結婚した人には「早く子どもを作った方がいい・・・」のように多少おせっかいな言葉をかける人はいるでしょう。
ただ本当に微妙なのが40代での結婚です。
例えば新婦が41歳だと「とにかく早く子どもを・・・」と声をかける人がいるかもしれません。これが48歳となると、周りはもう子どもは望んでいないのだなと感じ、そのような声かけはしないでしょう。
よほど気に入った点がないと40代女性は選ばれない?
科学が大きく進歩しました。そして40代でも初産を迎える人は増えています。女性は40代に入ると「子どもを授かるには、これが最後のチャンスかも」と思ってしまうのでしょう。
そのため、本人は焦っていないようでも周りから見ると焦って婚活しているように見えるのです。
不妊治療の保険適用について、43歳未満との指針が出されました。そうなると本当にチャンスは少なくなってしまいます。
男性もよほどのアドバンテージがないと40代女性は選ばない現実があります。特に20代から40代の男性は、結婚したら子どもを望む人が多いです、そのため、35歳以下の女性を選ぶ傾向が強いです。
ですから、子ども以外の面でもパートナーとの充実した人生の目標を掲げないとなかなかパートナー選びは上手くいきません。
結婚にあたって内が大切なのかもう一度考えてみる。
どうしても子どもが欲しい、と望んでも、叶わないことだってあります。これは20代だろうが40代だろうが同じ。
ただ、人生経験が豊富な40代女性なら、子どもに執着せず、他に大切なことを考えてもいいのではないでしょうか。
相手に何を求めるのか、いまいちを整理してみませんか?
《40代女性は相手のどこを見るべきか》
●同年代にこだわりすぎていないか?
●この人といると居心地がいいと感じられるか
●好きなものよりも苦手なものがある程度一致しているか
●パートナーがいても、個人の時間を楽しめるか
●一緒に生活するうえで相手に求めすぎないようにできるか
1人でも楽しい、けど、パートナーがいるともっと楽しい。こう感じられなければ、良いパートナーととのご縁はやってきません。
とにかく独り身の自分を否定しないこと、十分に肯定できていること。これが最も大切なのです。
そのうえで「子どもは授かればいいな」くらいに楽に構えていないと、男性陣は「この女性は子どもがほしくて焦っているな」とすぐに悟るでしょう。
あなた自身が「今、幸せ」という状況にいることが最も大切なのです。