「自分と相手が描いている将来設計図が似ているか」これこそお相手選びの極意!

2021.5.29 婚活アラフォー女子が世間を斬る , , , , , ,

未婚者は「結婚すれば幸せになれる」「結婚はゴール」「結婚すれば勝ち組」と考えているかもしれません。
しかし、既婚者はそれだけではうまくいかないことを充分知っています。既婚者ももとは「結婚さえすれば・・・」と思っていた時期もあります。しかし、何十年と続く結婚生活ではそれだけではうまくいかないことも良く知っています。
既婚者で夫婦仲良くやっている人たちは一体どういうことを配慮しながら生活しているのでしょうか。

自分と相手の描いている将来設計図が似ているとは?

結婚は結婚式1日で終わるものではありません。その後何十年と続くものなのです。結婚=生活。それを前提に考えていないと、あとで大きな誤解が生じます。

女性が今の仕事を絶対に続けたいと考えているのならば、家事育児その他に協力的な姿勢を持った男性を見極めるべき。いくら年収が高い、社会的地位が高いといっても、超時間労働者で残業救出が当たり前であれば、女性が仕事を続けることに協力できす、結婚生活は難しいでしょう。

一方で、結婚したら家に入りたい、家事育児に専念したいと考えている人もいるでしょう。そういう女性なら年収が高く社会的地位も高い男性が向いているかもしれませんが、そういう男性から選ばれるのは20代の若い女性。婚活市場で最も多い30代中盤の女性はなかなか選ばれません。

その他にも、男性はテレワークが可能だから郊外の一戸建てに住みたい、自然の中で子育てがしたいと思っていても、女性がエッセンシャルワーカーで、家事育児との両立を優先して、駅近のマンションを選びたい、と思っていたり。生活基盤の場所について考え方が一致しないこともあるでしょう。

転勤が多い男性で、転勤ごとに一緒に来て欲しいと考える人もいれば、親が高齢だから将来は近くに引っ越す予定だ、という男性もいるでしょう。
女性も、自分は一人っ子だから将来は自分の親の面倒を見たい、自分の親の近くに住みたい、と考えている人もいるでしょう。

このように、それぞれの描いている将来設計図がとても重要。これが大きくずれていると、将来「こんなはずじゃなかった」「こんな話は聞いていない」となることがあるかもしれません。

昭和の時代は「女性は男性側の家に入るのだから男性の働き方に合わせ、親の面倒も見る」という考え方でしたが、きょうだいが減り、女性の社会進出が進んだ令和の現代ではその考え方は通用しません。

幸せな結婚生活を作り上げようと努力できる相手かどうか

今まで全く違った生活環境で育ってきた二人が突然一つ屋根の下で暮らすということは並大抵のことではありません。
お互いの理解や協力がないとやっていけません。価値観が近い人であっても全く同じということはないでしょう。

2人の意見が食い違ったら、どういう選択肢が最も最適なのかを二人で考える必要があります。
それらにともない、出費もあるかもしれません。それを必要経費とみるか、無駄とみるか。ここでも意見が分かれても、お互いを尊重していれば、おのずと答えは出てくるはずでしょう。

結婚相手選びに最も大切なのは人格的・性格的要素だ、と言われるのはこのためです。
2人で幸せな結婚生活を作り上げていこうと努力ができる人こそ、最も結婚相手としてふさわしい人なのです。

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