社会構造の変化が未婚者を増やしている現実
結婚がしたい、けれどもできない、いい人に巡り合わない・・・
いつから日本は難婚社会になったのでしょうか?いや時代の流れでそうなったのでしょうか?
もはや結婚は不要、という若者世代
現代の適齢期の男女の両親世代は、みんな結婚するもので、結婚するのが当たり前の時代でした。していない人の方が少数派。
しかし、現代において結婚は趣味や嗜好とおなじ扱いになってきました。要は必要な人、したい人だけがするもの。
そうなると親世代の考え方がぶつかって当然です。親世代にとっては結婚していない=世間体が悪いだからです。
学生まで恋愛を恐れている現実
学生時代こそ恋愛をして経験をつんできた親世代。でも今の学生はリスクを恐れるあまり消極的なのだとか。
もし付き合っても別れた場合、その間に費やした時間やお金は無と考えます現代の若者は効率の悪いことやコスパの悪いことがきらい。とにかくコスパよく結婚まで進みたいのです。
人と人の恋愛は経験を積んで学ぶこともおおいのに、経験を積まずに上手く結婚しようなんて、ちょっと考え方が甘いのでは?とも思ってしまいます。恋愛相手=結婚相手と考える人は多く、そうなるとお相手選びにより慎重になります。だから告白もしない、声も掛けない男性。
断られたくない、傷付きたくない、プライドを下げたくない・・・これだからカップルが少ない。結果日本が難婚社会になっているのです。
男性が勇気を出して告白したり、自分から声をかけたりする機会を増やせば、もっとカップルも生まれるし、結婚する率も高まるのに・・・と思います。
欧米はパートナーが先、日本では家同士の結婚ありき
欧米では、未婚でもパートナーがいる人が多く、完全独身の独り身と言う人は少ないと聞きます。また、パートナーがいれば結婚する必要はないし、子どもが出来ればできたで育てる、またパートナーは時間が経つにつれて変わる場合があることも理解しています。
しかし日本では家同士で結婚をしたら、女性は容易に戻れないし、その家の一員としてふるまうことが求められます。そして子孫を残すことが求められます。離婚したらバツイチというレッテルを貼られます。
結婚に失敗は許されない?日本社会
結婚においてなかなか失敗は許されず、それゆえに相手選びに慎重になってしまいます。もっと恋愛を楽しもう、ときめこう、と考えてもいいのではないでしょうか。一回失敗しても、子どもが出来なくても、もっと寛容にならないといけません。
ちょっと付き合うだけで結婚がちらつく・・・これが大きなプレッシャーとなって、非婚化未婚化を招いているのかもしれません。