で、結婚することの本当のメリットって何だろう?
私を含め、婚活迷子になっている独身アラフォー女性。そもそも自分はなぜ結婚したいのか、結婚のメリットは本当の所何なのか。だんだん分からなくなってくる今日この頃です。
でも結婚はしたい、いや、こんな思いまでして結婚しなくてもいい、さまざまま思いが錯綜しているのです。
自分は結婚に何を求めているんだろうか
結婚に求めているものは人それぞれかもしれません。好きな人と一緒に暮らしたい、家庭という安心できる居場所が欲しい、子どもを育てる喜びを味わってみたい・・・
働いてお金を得ることで社会的信用が増し、自分の自信につながることはとても素晴らしいことかもしれません。
でも本当にこのままでいいのか?何かとても大切な経験をしないで一生を終えることにならないか・・・そういう不安にかられます。
独身者の中には「そんな不安一切ないけど」という人もいるかもしれません。そういう人は完全に「独身生活が向いていて板についている人」なのでしょう。
私のように独身であることにビクビクし、堂々としていられない人は、やはり結婚したい。
お金で手に入れられない「夫」「子ども」「精神的基盤」
私が結婚を望む大きな理由の一つには、お金で手に入らないものがたくさんあるからです。
夫や子ども(といっても年齢的に厳しいけど)、家庭があることによる精神的基盤は、決してお金では手に入りません。それは貴重で尊いもの。だからこそ、結婚すれば自分は精神的にもっともっと成熟できるのではとも思っています。そんな環境の中に自分を置いてみたいのです。
普通の人?と見られたい
今このようなことを言うと独身者への差別ととられるかもしれません。けれども、結婚して一人前という風潮はまだまだ根強く残っている日本。実際に、独身か既婚かで社会的信用にかかわったり、人の見る目が変わったりする経験をしたことがある人は多いのでは。
やっぱりまだ世の中は「普通の人は結婚するんじゃない?」と捉えています。
既婚者や子持ちに気を使われるのはもう嫌
既婚者は私たちのような未婚者の前では気を使いすぎます。それがちょっと嫌なんですよ。正直なところ。
例えば配偶者の不満を言ったり、こどもにお金がかかることを嘆いたり。でもそもそも夫もいないし子どももいない私には全く話に乗れない。一番いえる事は大した不満じゃない、ということ。前提にとても幸せ、という雰囲気が感じ取れるから。
私にとって夫や子どもの不満は、とても羨ましい悩みなんです。悩みたくても悩めないんです。
「お金も時間も自分の自由につかえるなんてホントうらやましい」と言っても本当にうらやましいなんて思っていないのが見え見えなんです。
既婚者に気を使わせているな、と感じることがあまりにも多くて。だから段々疎遠になるんでしょう。
結婚することが、絶対に幸せではないかも。だけど
結婚したから幸せになれる保証はありません。変な話、事件や事故はほとんど身内で起こっているという現実があります。
お金で手に入れられるものに囲まれて、それで「ああ、私は幸せ」と薄っぺらい満足感を抱いている自分がみじめになってくるんです。