お見合い結婚がじわじわと増えている理由はこれだ!

2021.2.13 結婚や妊娠・出産に対する不安 結婚相談所 , , ,

恋愛結婚が主流の中、お見合い結婚がじわじわと増えてきているとのこと。正確な数は公表されていませんが、一周回って世の中がまたお見合いに回帰しているのかもしれません。

お見合い結婚は約6%と言われているが

2015年の国立社会保障・人口問題研究所の調査では、結婚したカップルの中で恋愛結婚をした人は約90%、お見合い結婚は約6%とのことです。
しかし、お見合いに抵抗感や劣等感がある人も多く、本当はお見合い結婚なのに「アドバイザーの紹介ということで恋愛結婚」としてしまう人もいるのだとか。ですから、実際の数はもっと多いのではと言われています。
さらにこのコロナ禍でパートナーを求める人が増え、さらにお見合い結婚は増えているそうです。

恋愛偏差値の低い人でも結婚できるしくみ「お見合い」

恋愛結婚が主流になり、恋愛上級者は自分から積極的に動いて恋愛・交際し、結婚までたどり着くことができました。
でも恋愛下手な人はなかなかそうはいきません。その結果独身のまま置いてきぼりになってしまったのです。

かつての「お見合い」はそんな人でも近所の世話焼きがお見合い話を持ってきたり親族が紹介してくれたりして、ある程度誰でも結婚ができました。
そんな地域のつながりを保つような制度がなくなってしまい、結果お相手が見つからない人が増えてしまいました。
また、1980年代には「女性は結婚相手を探すために就職し、結婚したら仕事を辞める」という考え方がありましたが、今ではそれもなくなっています。

1989年に施行された男女雇用機会均等法以降、女性の社会進出が進み、ざまざまな分野で実績を残す女性が増えました。結婚しなくても幸せな生活が送れるようになったのです。
同時に個人にプライベートなことを聞くのは「セクハラ」にあたり、話しにくくもなってきました。

未だに結婚を望む人は8割程度いるのに・・・

結婚を望む独身男女は約8割ほどいるとされ、これは昭和の時代から大きく変わっていないと言われています。
それなのになぜ結婚しない・できないのでしょうか。
最も多い理由は「適当なお相手に巡り合わない」とのこと。個人のプライバシーを守るのは当然大切ですが、皮肉にも恋愛弱者は恋愛や結婚から遠ざかったままになってしまいました。
そのため、結婚相談所に入会する人が増えているとのことです。

生涯未婚率の上昇や少子化問題で独身者への風当たりは強くなる一方・・・

今は男性の4~5人に1人、女性の7~8人に1人、生涯結婚しないと言われています。この中には元々結婚するつもりのない人もいれば、結婚したかったのにできなかった人もいます。
また、少子高齢化が問題視されて久しいですが、結婚を望む人の多くは子どもも望んでいると言われています。

さまざまな条件から独身者は肩身が狭くなってきました。そのため、知人や友人に相談はできないけれども結婚相談所のアドバイザーだったら相談ができるかも、と結婚相談所の門を叩く人が増えてきました。

少子化を改善するには、結婚ありき。結婚し合夫婦の場合、子どもの数は約2人。それなのに、日本の出生率は約1.3。少子化の要因は未婚者の増加が原因なのです。
まずは若年層に結婚をしてもらわないと少子化は歯止めがかかりません。こんな現実的な問題もあり、結婚相談所を利用する人はどんどん増えているようです。

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